CFD取引の中でも、特に株式CFDの株価変動要因としてその企業の業績が挙げられます。
業績が良ければ、配当金の増加が予想され、株価の上昇につながり、逆に業績が悪ければ配当金は減り、特に赤字経営が続いているような場合であれば、あえてその企業の株を購入する投資家も減りますので、株価の下落につながります。
そして業績の良し悪しを見るには、企業が決算期に発表する貸借対照表や損益計算書などの決算書、とりわけ売上高や営業利益、経常利益などからわかるようになっています。
上記のような決算書上の数字からその企業の現在の業績を知ることも当然重要なのですが、株価は業績に先行して動くといわれていますので、実際には、これらの決算書からその企業の今後の業績を予測する必要があるのです。
そのためには決算書の数字を参考に、その企業の事業内容はもちろん、経営体質や企業の成長性などを加味して収益の予想を行い、株価の動きを見極めることになります。
これは初心者の方には特に困難なことかもしれませんが、やはり株式CFDを行う上では必須ですし、最初のうちは、例えば昔から知っている企業や好きな企業、よく買う商品を開発している企業、あるいはTVCMでよく見かける企業など、身近な企業から研究してみるのも良いですね。
さらには、増資や株式分割、合併、買収などのM&A、新商品や新技術の開発、あるいは信用取引やその企業の人気、仕手株なども株価変動の要因になります。
例えば、増資の場合であれば、増資をすることにより資本金が増え財務体質が改善したり、設備投資が増え、企業の成長につながるとされ、一般的には株価の上昇につながるとされます。
しかし、増資したにもかかわらず成長が見込まれない場合には、逆に株価の下落につながることもあります。
こういった企業の業績は株価を予想する上では大変重要なファクターとなるのですが、もちろんそれだけでは株価を予想することはできず、その他にも、その国の景気や政策金利、金融政策、政治状況、海外情勢、天候など、ありとあらゆる要因が絡み合って変動することになりますので、業績とともに、上記のように、いわゆるマクロ経済的な視点も持つようにしましょう。